Audible Current

Work in Progress:
50/60Hz Grid Recordings in Japan

by Keita Miyashita

Audible Current System Diagram

現在、日本では地方ごとに10の電力の供給区域に分割されており、それぞれの地域ごとの送配電事業者によって電力供給がなされている。また、東日本(=北海道、東北、東京、中部、北陸)では50Hz、西日本(=関西、中国、四国、九州、沖縄)では60Hzと電源周波数が異なっている。同じ周波数地域であっても、それぞれ発電所や送電ルートは異なっている。各地域での電力の質に違いはあるのか?あるとすればどのように?また、地域差よりも引き込まれた後のルートや接続された機器によるノイズの影響のほうが大きいのだろうか?そのようなことを思い、1年ほど前から遠出をするたびにフィールドレコーディングのごとく様々な場所での録音を試みている。

これらは、これまでに録音したAC100Vの記録である。まだまだ数は少ないのだが、10の区域、47都道府県での録音を目指す。

50Hz

60Hz